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◆体重減少に伴う処置
前にも書いたとおり、抗がん剤の投与量は体重に比例する。1クール目は59・8キロの基準体重だったが、今回は54・1キロと5・7キロ減。
体重が減った分、抗がん剤も減らしてほしいと、事前に申し入れをしておいた。それで量が少なくなったのだ。
実は第2クールのときも体重は3・6キロ減だったのだが、つい忘れていて、あとで気がついたら、1回目と同じ量を投与されていた。
投与のたびごとに、基準体重にもとづいた量を計算しなおす。どうやら、そのあたりがシステム化されていないようだ。
やはり、治療の主体は自分、医者ではない、という柳原師匠の教えは正しかった。それを痛感した出来事だった。人まかせはダメ!
◆点滴スタンドにぶら下がる抗がん剤。この光景も見あきた。
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