創業400年の歴史
 格式のある温泉旅館でした。創業400年とか。伊香保という由緒ある温泉の、そのなかでも歴史を誇る旅館に泊まれたのは嬉しい限りです。温泉も名湯。露天に屋根がなければ満点でしたが、まあ、いうことなしですね。

評価
 温泉=◎  露天度=
 食事=
  部屋=  接客=  総合★★★★
★★訪湯者★★★★★
さそり座の男62歳。隠居の身です。
おとめ座の女57歳。家計を支えるために身を粉にして働いています。
たまに子供や孫が同行することも。


★★評価基準★★★★
 評価は4段階です。
  ◎=すごくよい
  ○=よい
  △=普通
  ×=だめ
 独断と偏見で決めていますので、悪しからず。総合評価は★5つが最高です。


★★露天度★★★★
 露天風呂の定義をどうするかにこだわりがありまして、普通とはちょっと変わった採点法です。
 というのも、露天の風呂といえば、露天になくちゃ、というわけですよ。
 では、露天とは。
 国語辞典では「屋根のないところ。野外。野天 (のてん) 」とあります。
 つまり、露天風呂には屋根があってはいけません。それがこだわりというわけです。
 で、
  優=屋根なし
  良=半分ぐらい
  可=全面屋根
 としています。
 青天井の開放感は何ものにも代えがたい快感です。そんな露天風呂を探し歩いていきます。
トップの写真が露天で、こちらが内湯です。お湯は伊香保温泉が誇る黄金の湯だそうで、たしかにその色は、見る角度によって小判のような山吹色に輝いていました。

黄金の湯と白銀の湯を比べれば泉質の違いは歴然。内湯ではこの2種類の温泉を楽しめました。

なんでも黄金の湯は子宝の湯として知られているとか。万葉集にもその名が登場するほど有名なのもそのあたりの効能を求めてのことなのでしょうか。万葉の世といえば千数百年も前。由緒正しい名湯です。

ちなみに白銀の湯は平成8年に開発された新しい源泉ということで、黄金の湯に比べればまったくの新参者です。そう思うせいか、それなりのお湯感でした。

08 伊香保温泉  2010年7月10日~11日訪湯
   
福一 
 群馬県渋川市伊香保町伊香保甲8   一泊料金=31.500円

湯けむり温泉
露天めぐり

08湯―伊香保温泉

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禁酒の身はつらい。隠居の身もまた……
 こんな名湯に入れるのもすべてカミさんのおかげ。隠居の身では、ただただ感謝感謝。で、食事時にはビールをすすめ、次はワイン? それとも冷やでキューッと一杯?――なんてことをしております。私は禁酒の身の上ですから、どうせ飲めませんしね。
 それでも最近はノンアルコールビールなんてのが流行ってまして、ときにはそいつでお相伴するのですが、やっぱりまずい。本物にはかないませんな。お湯もお酒も本物に限るという当たり前のオチになりました。