013 ♥ 2016.07.22 がんの闘病生活で、わたしが学んだ健康寿命を延ばす方法のひとつに「体重管理」がある。これはものすごく簡単なのに、ものすごく効果がある。 管理方法は、毎日体重計に乗る。ただそれだけ。 ところが、困ったことに、今使っている体重計の取扱い説明書には、「!危険」マークとともに、
「!危険」マークが示すのは、「死亡や重傷を負うおそれが大きい内容」とのこと。もし、わたしがいつものように体重計に乗ったら、死亡や重傷を負う……かも。かなり強烈な警告だ。 原因はわかっている。これまで体重計と言ってきたが、わたしが使っているのは、体重も測れる「体組成バランス計」だ。 そして、この種の機器では、体組成を測るため、体に電流を流す。電流が流れれば、ペースメーカーが誤作動を起こす。誤作動は、最悪、死に至る不調を生起……。 まいったなあ。これからどうすればいいんだよ。 これまで、わたしが体重計に乗って何を測っていたかというと、次の8項目。 *体重 *体脂肪 *内臓脂肪 *皮下脂肪 *基礎代謝 *BMI *筋肉レベル *骨レベル 体重以外に、いろいろな体組成がわかるというのが重要。それがわかれば、次のようないいことがある。 グータラ生活におちいると、脂肪が増えて筋肉が落ち、基礎代謝が悪くなる。逆に運動をキチンとやり、三度三度おいしくご飯をいただく規則正しい生活だと、体重は変わらないのに、脂肪(とくに内臓脂肪)が減って、筋肉が増える。結果、基礎代謝も増え、体調よし、となる。 つまり、各種の脂肪や筋肉量がわかることで、自分の体の中身がイメージしやすくなる。そして、内臓脂肪が増えてくればヤバイと思うし、筋肉が増えればヨシヨシと喜ぶ。 ヤバイとかヨシヨシと思うこと。わたしは、それが一番簡単な健康管理法だと考えている。本当にヤバイと思えば、なんとかするのが人間だよ。ヤバイ、ヨシヨシの感情にまかせておけば、万事OK。 と思ってやってきたのに、ペースメーカーで、すべてがオジャンになってしまった。どうしてくれるんだ! 怒りにまかせて、体組成バランス計を捨ててしまうのもモッタイナイ。体に通電することでしか測定できない項目はあきらめるとして、体重だけでも測りたい。 メーカーに電話で聞いたら、取扱説明書の6ページに書いてあるように、ペースメーカー使用者は使えません、と冷たい返事。冒頭に紹介したとおりだ。 そこをなんとか。体重だけなら、電気を流さないでも測定できるはず。現にマニュアルにも「体重だけを測定する」という説明項目があり、このやり方なら電気は流さないはずだが。 そう食い下がると、たしかに体重測定だけなら電流は流しません。しかし、万が一ということもあり、6ページの危険注意のように、ペースメーカーとの併用は絶対しないように、お断りしています。 そりゃあそうだ。相談センターとしては、そう答えるしかないもの。 でもでも、体重を測るためだけに新しいものを買うなんて、やっぱりモッタイナイ。要は、万が一を防げばいいわけだ。 「体重を測るだけなら通電しない」と言っているのだから、万が一をなくせば文句
そこで考えた。 体組成計の電極になっている、両足を乗せる部分を絶縁すればいいだけの話じゃないか、と。 で、さがしてみたら、使い古しのシートまな板(ポリプロピレン製)があった。こいつなら絶縁性が高い。 念には念を入れ、たまたま届いた宅本便のパッケージ(厚紙)でまな板をはさみ込み、体組成計の台の形に切り抜いて、絶縁シートにした。 メーカーはダメだと言っているので、あくまで自己責任だが、ま、問題なかろう。 余談だが、相談センターに電話で聞いたあと、別のことを調べるため当該製品のホームページを見ていたら、「よくあるご質問」コーナーに次の一文があった。
*1 http://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/list/st/5/p/1835/page/1 質問の16に回答があります。 |
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